2017年7月11日火曜日

吹奏楽のハープの世界☆彡

毎年5月6月位になると、吹奏楽の顧問の先生方からレッスン依頼の連絡が入る。
この7月は全国大会があるので、その曲のハープのパートを、なんとか形になるように演奏させるようにするのが私の役目!
年間通して定期的にレッスンをしていればよいのだが、吹奏楽は楽器のメンテナンスや買い替えなど、色々お金もかかるので、余裕がある学校は少ないんですね_(._.)_
なので、ハープが初心者の高校生も、数回のレッスンの限られた時間の中で演奏出来るようにさせてあげなければならないので、私も熱が入ります(笑)
私のお教室のレッスンもそうだが、まず購入していただくのはこちらのハープ教本!
演奏の姿勢や弾き方などが書いてある手引き書になります。
普通の手引き書は、読むとだいたい解るのだが、ハープは音を鳴らすのは簡単なのだが、弾き方や楽譜の見方が独特なので、なかなか1人で先生なしで弾くのは難しい楽器なのですね^_^;吹奏楽のようなグランドハープになると特に。。
プロが弾くようなレベルの曲を、アレンジをして簡単に編曲しても、それを素人の高校生に弾かせるのは、普通にハープを習っている人からしても『無理!』と思うだろうし、私も吹奏楽の指導をするまではそう思っていたのだが、10代の伸び代は、想像を超えてくるので、そこが指導するほうとしても面白さがあります(^_^)
不可能を可能にするパワーは、この年代じゃないとなかなか無理だろうなと毎年感じさせられます☆彡
通常は学校のほうに教えに行くのだが、今季は
『ハープのソロパートがあるのでレッスンを受けたいのですが』
と、自費でレッスンに来られる生徒さんも!
短いソロパートだが、これをハープ初心者の子が弾くのだから、どれほどの練習がいるかは、ハープを今習っている生徒さんがこれを見たら尚更解るかと思います(゜o゜)
(こちらは作曲家リムスキー・コルサコフのハープソロパート)

吹奏楽はソロと違い、決まったテンポの中で、皆と同調して演奏しなければならないので、ただ弾けるだけではなく、そのテンポに追いついていける練習も必要になってくる。『勉強もある中で、何でここまでするのでしょうかね?』と親御さんからは良く聞かれたりもします(笑)
音楽に魅了され、充足感、達成感、またその反対に悔しさや辛さももちろんあるけれど、それ以上に皆で合わせる事の楽しさが苦しさも消してしまうのでしょうね☆彡
10代にしか出せない、ひた向きで純粋な音で、今年の全国大会も頑張ってきて欲しいな!

2 件のコメント:

  1. 若さは、素晴らしいです。
    私も、暑さに負けずに、練習、がんばります。

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    1. すみません、あまりブログを見ていなくて返信が遅れました^_^;
      若さって凄いですよね!!
      夏に弱い礼子さん(笑)
      今年の夏はサボらないように、しっかり見張っておりますよ(笑)

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